問い

問い

想う。結ぶ。響く。託す。

四つの言葉は、定義して終わるものではない。毎日、自分に向ける問いとして使う。問い続けること自体が、私たちの修養である。

今日、想えただろうか。
結べただろうか。響かせられただろうか。託せただろうか。

想う

個も、全体も観る。

目の前のひとつを、ていねいに。一人の人を想い、その向こうにある家族や会社を想う。近くも、遠くも——想いは距離を選ばない。その人を誰かと比べず、そのままのひとつとして想う。

今日、目の前の人を、どれだけ想えただろうか。その人の向こう側まで、想いは届いただろうか。

結ぶ

関わりをつくる。

人と人を。想いと数字を。会社と社会を。過去と未来を。結んで終わりにせず、結ばれた関係を育てていく。結ぶとは、縛ることではない。自立した者同士だから、結べる。

今日、誰かと誰かを、何かと何かを、結べただろうか。そして自分自身は、他者と関われただろうか。

響く

行動と結果を広げる。

一人の変化が会社に響き、会社の姿勢が社会に響く。孤立した仕事はひとつもない。調和とは、同じ音になることではない。違う音だから、響きあえる。ユニゾンではなく、ハーモニーである。

今日の仕事は、誰に、どこに、響いただろうか。自分の音を消さずに、響きあえただろうか。

託す

次へつなげる。

受け継いだものを活かしきって、次へ。仲間に託す。次の世代に託す。お客様の未来に託す。託すとは、相手の力を信じること。抱え込みは、信頼の不足である。

今日、何かを次へ託せただろうか。受け継いだものを、活かしきれているだろうか。

四つの問いの構造

想う結ぶは、はじまりの働き。ひとつに向かい、つなげていく。響くは、広がりの働き。個の働きが全体に届いていく。託すは、つづきの働き。時間を越えて、未来へ手渡す。

空間に結び、時間に託す。
四つで、世界との関わりのすべてを覆っている。