巡り

巡り

ひとつは、すべてへ。
すべては、ひとつへ。

ひとつの良き働きは、すべてを豊かにする。すべてのつながりは、ひとつを輝かせる。一方通行ではなく、巡りである。ONEALLという名は、この巡りそのものを指している。

ふたつの流れ

ひとつは、すべてへ。 一人ひとりの力が、全体の力になる。個々の働きが束ねられ、ひとりではできないことが成る。

すべては、ひとつへ。 全体が、一人ひとりを支え、活かす。ひとつは、ひとつだけでは立てない。全体に支えられて、はじめて個として立つ。

自立と協力の巡り

どちらの流れも、行きすぎると反転する。個が全体に溶ければ迎合に、全体が個を使い捨てれば道具化に。私たちが選ぶのは、つねに健全な側。個は貢献するが、消えない。全体は支えるが、食わない。

協力は、自立した者同士のあいだにしか生まれない。自分の足で立ちながら、結ばれていること。だから私たちは、関わる人すべての自立を支える。依存ではなく、自立を。それが、本当の意味で「活かす」ということである。

自立の根にある、自由

自立の根には、ひとつの自由がある。まわりの評価に、自分の存在の根拠を預けないこと。世界の中にありながら、世界に染まりきらない。自分が自分であることを、相手が相手であることを、許す。場所が評価から自由でいることが、関わる人を自由にする。

生命の巡り

この巡りは、私たちが考え出したものではない。もともと、生命にそなわっているもの。水がめぐり、季節がめぐる。細胞のひとつひとつが全体のために働き、全体がそのひとつを生かしている。私たちの巡りは、その生命の巡りに連なっている。すべてを活かすとは、この巡りを、滞らせないことである。

違うままで、結ばれること。
違うからこそ、ひとつひとつが輝くこと。

ONE ── 一人の人。一つの会社。一つのいのち。
ALL ── 社会。自然。すべてのつながり。

役割も、問いも、意図も、この巡りの上に立っている。
巡りの真ん中に立つこと。すべてを活かす場所になること。
けれど、場所は前に出ない。