目的地

目的地

すべての人が生きがいを持ち、
役割を生きている世界。

遠く、どこへ向かうか。一代では届かない。だから、次へ託していく行き先。

生きがいを持ち

すべての人には、はじめから価値がある。問題は、それを感じられない社会になっていること。生きがいとは、自分の価値の実感であり、生きる張り合い。

生きがいを「与える」のではなく、それが芽生える条件を整える。

役割を生きている

役割は与えられるものではなく、生きるもの。一人ひとりが自分なりの役割を見つけ、果たし、世界に参加している状態。役割は関係の中でしか成立しない。だから、役割を生きることは、それ自体が他者とのつながりを前提にしている。

役割を生きるとは、誰かの用意した型にはまることではない。「自分なりの」役割である。全体に合わせて自分を削ることは、役割を生きることの正反対。

なぜ「幸せ」と言わないのか

幸せは、目指すと逃げる。生きがいを持ち、役割を生きる。その結果として、幸せは自然に立ち上がる。

条件を整えるのが仕事で、幸せそのものは、各人のもの。

つくられた時間で、生きる

仕事を通じて、人の忙しさを取り除き、時間をつくる。ただし、時間をつくること自体が目的ではない。

つくられた時間で、その人が生きがいを持ち、自分の役割を生きる。そこまでが、見ている目的地。時間は、命そのもの。時間をつくることは、その前提。

託していく目的地

この世界は、生きているうちには完成しない。それでも目指すことに、意味がある。

だから、この目的地を、
次の世代へ託していく。